中京テレビ本社ビル概要

中京テレビ本社社屋は、1969年(昭和44年)に名古屋市昭和区高峯で開局して以来、初の移転を2016年11月に行いました。新しい本社は、名古屋駅の南に広がる大規模再開発エリア、ささしまライブ24地区で、あおなみ線ささしまライブ駅前に位置しています。

建物部分は 31 基の免震装置で支えられています。31 本の杭の上に免震装置が設置され、その上に柱が立っています。免震構造は 75cm の可動域をとっていますが、東日本大震災級の地震でも 40cm くらいの揺れになるように設計されています。

大雨で庄内川の右岸が決壊したときは 50cm の浸水があるかもしれないと予想されているため、1m のかさ上げをしています。

施設概要

敷地面積7,120.52 m2(2,153.96 坪)
延床面積
本体建屋27,667.31 m2
駐車場棟1,814.83 m2
キャノピー棟32.00 m2
給油所8.10 m2
合計29,522.24 m2
(容積率383.38%)
階 数本体建屋 地上 11 階(塔屋 1 階)、駐車場棟 地上 2 階
建物高さ60.90 m(電波塔最上部 159.29 m)
構 造免震構造 鉄骨造(一部鉄骨鉄筋コンクリート造)
着 工2014年3月25日
竣 工2015年12月7日
開 業2016年11月21日全面移転
地震対策基礎免震構造(1 階床下に「積層ゴムアイソレーター、直動転がり支承、すべり支承、オイルダンパー」の 4 種類の免震装置を 51 基配置)

エントランスホール

真っ白な床面とLED で様々な演出が可能な光壁が広がる、エントランスホール。
大きな窓ガラスから外光を取り込む吹き抜けの大空間で明るい雰囲気になっています。

4K 対応の高精細大型モニターが設置され様々なコンテンツが放映されます。

さらにエントランスホールは、巨大地震が発生した時の「退避施設(発災後 24 時間受け入れ施設)」として登録されています。

多目的スペース「プラザ C」

講演会やミニコンサート、試写会など社外の方にも活用いただける多目的スペースです。

用途に応じて出し入れできるの可動式の椅子を完備しています。(120席、240席)
プロジェクターは最上級機種の2万ルーメンのものを設置しているため非常に明るく鮮明な映像を投影できます。

東側隣接の公園でイベントを行う時は連動した催しも可能です。

また、巨大地震が発生した時の「退避施設(発災後 24 時間受け入れ施設)」として登録されています。

A スタジオ

Aスタジオは広さ 262.25 m2 で常時セットが組んである情報番組を中心に使用することを想定しています。

特長は天井を「ダブルグリッド」にしたことです。通常、照明バトンはセットを解体しないと降ろすことができませんでしたが、2 重天井にしたことで、セットを組んだままでも照明のセットチェンジを行うことができます。これまで大きな脚立を使って行っていた作業も、ダブルグリッドを設置したことで高所の危険な作業がなくなります。

このスタジオは「6 面浮き構造」になっています。「6 面浮き構造」というのは、このスタジオ自体が浮いている構造になっていて、振動による周囲からの音が入りにくくなっています。逆にスタジオ内の音も外部に伝わりにくくなっています。

B スタジオ

B スタジオは有効面積で 401.47 m2 あり、在名民放では最大のスタジオでバラエティ番組や音楽ライブ番組を中心に使用します。

特長は「傾斜ホリゾント」です。3 面の白い壁は上に向けて 3°開いて傾斜しています。これは音の反射を上に逃がすためです。
ホリゾントライトにはフルカラー LED 灯具を採用し演出の幅を広げています。

このスタジオは「6 面浮き構造」になっています。「6 面浮き構造」というのは、このスタジオ自体が浮いている構造になっていて、振動による周囲からの音が入りにくくなっています。逆にスタジオ内の音も外部に伝わりにくくなっています。

A サブ

A サブでは、隣接する A スタジオの機器の操作や、音声、カメラ、照明の制御などの調整を行っています。

A サブと B サブのラック室を1か所にまとめることでスペースや空調の効率化を図りました。

新しい機器の導入で、A スタを B サブドライブで、逆に B スタを A サブドライブで放送・収録できるようになります。

B サブ

B サブでは、隣接する B スタジオの機器の操作や、カメラ、照明の制御などの調整を行っています。

B サブ、B スタには 4K 対応のスイッチャーとカメラ(6台)が設置され 4K/HD システムを切り替えて使用することができます。

A サブと B サブのラック室を1か所にまとめることでスペースや空調の効率化を図りました。
新しい機器の導入で、A スタを B サブドライブで、逆に B スタを A サブドライブで放送・収録できるようになります。

B サブ音声

B サブは映像系と音声系で部屋が分かれています。
音楽番組など繊細なミキシングに必要な音響環境を整えました。

PA 卓を可搬仕様でサブに設置、通常のオペレートでは iPad® を使いリモートで調整。複雑なオペレートが必要な時は PA 卓をスタジオに移動して運用します。

コラボレーションエリア

9 階と 10 階の中央部分にコラボレーションエリアを設置しました。

デザインイメージはアメリカ・NYのセントラルパーク。ビジネス街の中心にある憩いの場になるような空間を作ります。
複合機や給茶機、コーヒーサーバや自動販売機が設置され、この場所に集まってきた違う部署の社員と、気軽に会話を交わすことで、新しい発想やアイデアが生まれることを期待しています。

9 階のコラボレーションエリアに面した 6 つの会議室は、部屋も什器もそれぞれ個性のあるデザインです。プレゼンテーションルーム兼試写室として使う想定で 4K モニターと 5.1ch サラウンドを設置した部屋や、パソコン画面を大きなモニターにつないだり、テレビ会議ができたりする部屋、お客様を案内できる応接会議のセットを置く部屋など、用途に応じて使い分けられます。

9 階から 11 階までは吹き抜けになっていて、この中央階段で行き来できるようになっています。上下の空気感も伝わるので、9 階と 10 階は一つのフロアというコンセプトです。

制作局

コラボレーションエリアを中心に「制作局」「営業局」「編成局」がワンフロアに集結しています。

大部屋化することで風通しが良くなり、仕事の効率化が期待できます。

編成局

コラボレーションエリアを中心に「制作局」「営業局」「編成局」がワンフロアに集結しています。

大部屋化することで風通しが良くなり、仕事の効率化が期待できます。

営業局

コラボレーションエリアを中心に「制作局」「営業局」「編成局」がワンフロアに集結しています。

大部屋化することで風通しが良くなり、仕事の効率化が期待できます。

カフェテリア

座席は 200 席+ソファー席を用意しています。朝食・昼食・夜食を提供します。

導線は、ワンウェイ(一方通行)にし、さらに食券を無くして後精算に変更することで行列を解消します。

真ん中の円形カウンターは、ランチ終了後も営業しています。そこでコーヒーや焼きたてのパン、スナックなどを販売します。食事以外でもカフェテリアの席で仕事や打合せが可能です。窓側は、一人用のカウンター席となりパソコン用の電源を用意するので、ここでも仕事をできるようにしています。

クリエイティブルーム

台形のテーブルを置いて、六角形や長方形など自由な組み合わせが出来るようにしています。

図書館の閲覧室のようなイメージで、集中して調べものをするようなシーンで使用する想定です。壁にスリットが入っていて、衝立を立てることにより、半個室のようにもなります。

パーティも可能でホットミールなども提供できます。北テラスに出入りすることもできます。

ロールバックチェアスタンド
(移動式観覧席)

用途に応じて出し入れできるカラフルな観覧席を用意。120 席、240 席のどちらかを選択できます。

A/B サブラック室

A サブと B サブのラック室を 1 か所にまとめることでスペースや空調の効率化を図りました。

スタジオカメラとクレーン

常設される 6 台のカメラは 4K 対応になります。

報道編集室

報道用の編集室 7 室に加えスポーツ編集室、ドキュメント編集室を完備しています。