JR 広島病院沿革

大正9年5月

松原町広島駅構内に広島鉄道治療院として開設

昭和38年10月

現在地に病院を新設し診療開始

平成10年6月

日本医療機能評価機構認定

平成21年4月

病床数292床に変更

平成28年1月

新病院診療開始

1F 外来(外科・整形外科)

外科

消化器(肝胆膵含む)、胸部、甲状腺、乳腺を中心に、患者様一人ひとりに最適かつ低侵襲の治療を提供して参ります。紹介をいただいた患者様は「すべてお受けする」ことを基本に、救急についても極力受け入れるよう鋭意体制づくりに取り組んでいます。

整形外科

脊椎外科・股関節外科・膝関節外科を中心に診療を行っています。骨粗しょう症性椎体骨折(脊椎圧迫骨折)が増加傾向にあり、手術治療とならないよう早期診断・治療を行っています。四肢の骨折やスポーツ外傷を含めて年間500例以上の手術を行っており、脊椎の手術症例は年間 200 例を超えています。

1F 外来(内科)

内科

消化器内科では、消化管の診断と治療は、 内視鏡センターを中心に低侵襲で質の高い医療を提供して参ります。また、肝胆膵も含めたがんの内視鏡治療にも注力しております。

循環器内科では、より質の高い診断・治療をモットーに、心疾患および末梢血管疾患に中心に幅広く専門医療を提供しております。緊急の処置が必要な急性心不全にも対応しております。

呼吸器内科では、慢性閉塞疾患 (COPD) をはじめとする慢性呼吸不全、間質性肺炎、気管支喘息をはじめとするアレルギー疾患、肺がん、感染症、睡眠時無呼吸症候群など、幅広い呼吸器疾患全般の診療を行っております。

1F 内視鏡センター

放射線科・内視鏡センター

 「がん治療に強い急性期病院」を目指し、内視鏡治療分野の拡充を行っております。より高度な医療を提供するため、世界最高水準の CT320 列を設置、今後増加が予想される循環器系疾患の治療を行う血管造影装置(アンギオ)を導入しております。

2F 外来(産婦人科)

産婦人科

ベテラン専門医をそろえ、質の高い医療を提供しております。産科では、妊産婦様のニーズに応えるべく、きめ細かい対応を心掛け、小児科との連携も密に行っております。婦人科では、良性疾患から悪性疾患まで幅広く対応しております。

2F 外来(耳鼻科・眼科・泌尿器科・皮膚科)

耳鼻咽喉科

診療は、耳(外耳炎、中耳炎、聴力障害など)、鼻(アレルギー性鼻炎、副鼻腔炎など)、喉(咽頭炎、扁桃腺炎など) その他耳鼻咽喉科領域の腫瘍などを行っております。手術や入院を必要とするような疾患は広島大学病院との連携にて対応して参ります。

眼科

外来は 1 日平均 30 人程度、入院は平均 4 人程、適切な診断と治療を行って参ります。手術症例は白内障手術が最も多く、2 泊 3 日程度の入院で行っています。糖尿病網膜症においては、検査や経過観察、必要に応じて光凝固術を実施しています。

泌尿器科

前立腺肥大、尿路性器悪性腫瘍から、感染症、尿路結石、神経因性膀胱、尿失禁まで、泌尿器全般の疾患に対応、腎・尿管結石の疼痛コントロールなども行っております。地域医療が一丸となって、泌尿器疾患の早期発見・治療のできる体制作りを目指して参ります。

皮膚科

皮膚疾患には、詳細な問診や血液検査などを参考に、患者様の生活習慣や環境を考え細かく生活指導を行って参ります。皮膚病の病理組織(顕微鏡)診断を、臨床検査室と密接に連携して行い、急性感染症には、早期治癒に向けた適切な治療を確実に進めております。

2F 外来(小児科)

小児科

感染症、気管支喘息などのアレルギー疾患、成長発達などを中心に幅広い診療を行っております。地域医療のなかでは、何にでも対応できるジェネラリスト的な存在として貢献し、地域全体の小児科医療の充実を目指して参ります。

2F 健診センター

健診センター

上質で安心感のある空間をご提供し、スムーズで効率的な検査を行って参ります。今後も、人間ドックの枠を広げていくと共に健診の普及をはかり、予防的に「早期発見、早期治療」につなげていきたいと考えております。

2F 人工透析センター

慢性腎臓病 (CKD) の患者様にあった、腎代替療法(透析・腎移植)の提供を行って参ります。本施設は、ベッドサイドコンソール 20 台、全台で大量置換血液透析濾過が可能です。機械室のクリーン化を図り、清浄化された透析液が供給できるように管理しています。

2F 温熱療法室

広島市では唯一の電磁波温熱療法器(サーモトロン RF8 )を配備しました。がん細胞が熱に弱いという性質を利用し 42 ℃前後で加温し治療、免疫担当細胞も活性化させます。従来のがん治療のような副作用が無く、放射線治療や抗がん剤治療を併用することで治療の効果を高めます。

2F リハビリ室

四肢の運動機能の回復・維持に役立つ機器類をはじめ、作業訓練によって身体機能の回復を促す作業療法のための用具、あるいは言語に障害の残る方のリハビリに用いるカードや検査機器など幅広いリハビリのための環境が整っています。

3F 手術ホール

手術室

広々とした4つの手術室には最新鋭の設備を整えております。クリーンルーム 3 室と高度な手術に対応できるバイオクリーンルーム(クリーン度クラス 100) 1 室の合計 4 室で、手術中の感染を最大限に配慮した環境を備えております。

3F HCU(高度治療室)

手術直後の患者様を一時的に受け入れる高度治療室です。6 床のうち 1 床は感染患者対応の個室で、高度なモニターや最新の機器を設置しております。治療においては、主科のみならず各専門科が連携し、合併症なく順調な回復が得られるように努めて参ります。

4F 周産期 LDR 室

LDR とは、陣痛から分娩、産後の回復までを同じ部屋で過ごすお産の方法です。医療設備も備えた入院室で、分娩時にはベッドが分娩台に早変わりします。家庭的な雰囲気の中で過ごすことができ、安心安全で満足度の高いお産を実現して参ります。

7F 緩和ケア病棟・デイルーム

緩和ケアとは、がんと診断された時から行うサポートです。隣接する広島がん高精度治療センターとの連携を行い、がんに強い医療機関としての役割を担って参ります。全 20 室を個室でご用意、緩和ケア認定看護師をはじめ院内スタッフが懇切丁寧に対応いたします。